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火曜日, 5月 03, 2011

世界も驚愕の基準値20ミリシーベルト

ネタが無いので、20ミリシーベルト基準問題を取り上げたいと思います。
国際的な医師団体「子供の許容被曝量が高すぎる」

因みに白血病の労災認定基準は年間5ミリシーベルトだそうだ。
その4倍の被曝を年間許容基準にするって言う政府だから難儀な事になる。
年100ミリシーベルト被曝で200人に1人がガンを発症するリスクになるらしい、
年間20ミリだと1000人に1人がガンを発症になってしまう。
この確立を多いと思うか少ないと思うかだが、私は多いと思う。
そういえばニュースサイトで、100ミリシーベルト被曝したガン発症のリスクは
野菜不足や喫煙と同程度だから不安になる事は無いと言う新聞社があった。
リスクを他のリスクと並べて何の意味があるんでしょう?意味不明。
被曝する人は、野菜も足りて喫煙もしていないとでも言うのだろうか。

実際、原発労働者はガンになる人が多いらしく、発症するまでの累積の被曝
が100ミリシーベルト以下でも白血病や骨髄腫を患ってしまっているようだ。
35年間で10人労災認定 原発労働者のがん
まして子供は数倍は甲状腺癌になりやすいと聞く。
このままではチェルノブイリの首飾りを日本の子供達にも刻み込むことになる
と、政府の人は誰も心配にならないのか?

あと、300ベクレル/Lという水の規制値も海外からすれば緩過ぎるようだ。
これ3/17以前は10(Bq/L)だったのを突然引き上げたのだとか・・・(汗
海外ではWHOで1(Bq/L)、ドイツ0.5(Bq/L)、アメリカ0.111(Bq/L)
桁違いにザルな日本の規制値、こんなんじゃ外人が日本は危ないからって
言うのも判る、海外旅行者なんて来ないだろうよ。
そんな基準を管首相は「国としての考え方がある」として見直しを拒否。
それってどんな考え方なんだろう、きっとゾッとするような考えに違いない。

※5/4追記:
上記で100mSv/年を被曝すると200人に1人が、20mSvでは1000人に1人
がガンのリスクと載せましたが間違いでした。
100mSvでガンで死亡が0.5%増えるで、20mSvでは更に影響は小さいって
事みたいです。
100mSv被曝でのガン発症率には諸説あるようです。 15カ国を対象とした
原発と核兵器施設の労働者40万人を調査した例ではガンの発症率は1.1倍、
白血病で1.19倍だそうです。参照記事→「100mSvは安全か?」
その記事によると、国際基準の年間1mSv内なら安全、1~100mSvはグレー
ゾーンらしいです。安全でもなく危険でもなく・・・判断が難しい。
絶対危険と言い切れない以上、現実的には万全を期して逃げるか、影響が
無い事を願ってそこで暮らすか、それは人それぞれとなってしまうんですね。
更にこうつづられている影響があったかどうか判るのは20~30年後の事、と。
う~ん・・・どうしようもないではないか・・・

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