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月曜日, 1月 08, 2018

秋月のUSB DACにローパスフィルタを追加

秋月のUSB DACキットの記事の続きです。
完成したキットを繋いで試したのですが、音質は確かにクリアに感じられて
綺麗になったと思うのですが、どうも音が金属的というか柔らかさがないと
いうか、なんかキーンとして聴き疲れで長い時間聴いてられませんでした。

そこで!ローパスフィルタを作成して追加。その結果・・・・・

すっごい良くなりました!!

あの刺さるようなキーンとした感じが消えてマイルド!音が優しい。
ガサガサのバスタオルに柔軟剤使ったみたいなw
ほんと聴き心地が全く違う、聴き疲れしない音質になり大満足です。
ローパスフィルタ作ってよかった~
製作の参考とした記事はコチラ↓ 助かりました!!
>Digital Audio & Home Recording AKI.DAC-U2704 の使い方

こんな感じに作りました。
省スペースにしたかったので基板はパターンをエッチングで作りましたが、
簡単な回路なのでユニバーサル基板でも手軽に作れますね。
回路図です。
C1のコンデンサは、もともと秋月DAC基板にあった出力コンデンサの
FineGold 47μを移動したものです。
参考にしたページの真似でやったのですが、DAC基板にあるRCAジャックを
利用しなかったので移動する必要は無かったと後から気づく ^^;

C2、C3はオーディオ用のポリフェニレンスルフィドフィルムコンデンサ。
抵抗はオーディオ用金属皮膜です。とりあえずオーディオ用を使っとけば安心w

秋月USB DACと一緒にケースに組み込みました。
配線のシールド線はモガミ電線のスタンダードコンソールケーブルにしています。
分かり易くL-Rチャンネルで白-赤に分けました。

さて、私の主観的評価だと本当にローパスフィルタで音が変わったか信頼性に欠けます。
ですので、ちゃんと測定してみようと思いました。
そこで使用したのは Right Mark Audio Analyzer (RMAA)という有名なフリーソフト。
PCオーディオ入力端子を利用してオーディオデバイスの性能を手軽に評価できるそうです。
ただし私の場合、しょぼいPCのオンボードの入力端子を使っているので、DACの性能+PCオンボード入力性能が合わさって評価されてしまいます。
まぁ私の使い方ではどう変化したかを参考にしたいだけなのでいいのですが。

まずは、ローパスフィルタ無しの秋月DACの測定結果です

はい、高周波域まで減衰なくストレートです。

つづいてローパスフィルタ付の秋月DACの測定結果 ↓

高周波域をちゃんと減衰しています。
この10kHz以上の音ですがyoutubeで探せば聴けます。
キーンと刺さる様な嫌~な音です。聴くと頭痛が…あの不快感はこれ。
この高い周波数の雑音が減衰しているのでマイルドで聴き心地が良くなるんですね。

あと、RMAAの他の項目もあるのですが、詳しく分からないです。
とりあえずgood以上になればいいみたいな程度で思ってます。
THD(全高調波歪率)は数値が小さいと優秀らしいのでフィルタ付けた方が良くなっています。

秋月のUSB DACキットを試してみた
超小型USB-DACを試してみた

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