いまだにガイガーカウンターを求める人が多く、値段が高騰しています。
一時的なブームで、特需なんて静まるだろうと思っていたんですが、いつまでも
収まらないばかりか値段が上がっていく始末・・・
という訳で簡単に作れる自作のガイガーカウンターを気休めに作ってみました。
米村でんじろう先生の「なんでも実験室」というので紹介していた、YY式簡易GM管を
真似しただけですが、ちゃんと放射線を検出する優れものです。
これを使って身の回りに放射能のホットスポットがないかとか探ってみようと思います。
雨樋下や側溝、枡、吹き溜まり等の雨で流れた汚れがたまり易い場所には放射能が
濃縮していて高い線量が検出されるらしいですよ。
動作している様子↓
構成:YY式GM管、静電気を貯めた電気コップ、AMラジオです。
放射線によってGM管内でパルス放電が起こり、その放電ノイズを傍に置いたラジオ
で、パチっ・・・パチっ・・。という音を聞くことで検知します。
動画の中で、放射線源として使っているのはランタンのマントルで、微量のトリウムと
いう放射性物質を含んでいるので検知されます。
簡単に手に入る放射性物質ですが、最近はトリウムフリーのマントルが主流になって
いるらしくトリウム入りのものは少なくなってるみたいです。
私が使ったマントルはキャプテンスタッグ製です、同じ製品をガイガーカウンターで
計測した人の測定結果によると2μSv/h以上の線量がありました^^;
YY式GM管は、米村先生はフイルムケースを本体に使って製作されていますが
手に入らなかったので、私は飲むヨーグルトのミニボトルを使って作りました。
その他のは同じです。陰極に紙、陽極に0.2mm程の銅線を使っています。
電気コップなどもアルミホイルとアクリルコップで簡単に作れます。
・製作記事はこちら→身近なものから製作できる放射線検知器
家にあった園芸用のカリ肥料を拝借。放射線を検出できるか試しました。
結果としては弱々しい反応ですが 微量の放射線も検知できるようです。
天然のカリウム中には0.0117%の割合でカリウム40という放射性物質が含まれる
そうです。そのカリウム含有の多いカリウム肥料からなら放射線を検知できるとい
うわけです。
カリウム肥料をちゃんとしたガイガーカウンターで計測した人の測定結果によると、
硫酸カリ肥料1kgに測定器を直置きで0.2μSv/hくらいの線量でした。
キャプテンスタッグのマントルを計測した人の動画は→こちら
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