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土曜日, 10月 08, 2011

原燃の六ヶ所再処理工場

書きそびれ記事
先月、3連休を利用して青森県の三沢にいる友人を訪ねた時の事です。
そのときに六ヶ所再処理工場を見に行きました。
そこは日本中の原発から出た使用済燃料が集まってくる場所。
福島第一原発の事故から原子力について意識するようになり、この国の原子力に
対する興味から実際に見たかった、でも見学ツアーじゃないので中は入れません。
六ヶ所再処理工場01施設の建設費は現在までに約2兆2000億円!!(まだ膨張中)金使い過ぎorz
敷地面積は380万㎡とやたら広い、写真の範囲は森も含め全てが敷地。
中にはウラン濃縮、高レベル放射性廃棄物のガラス固化体の施設、そして更に
低レベル廃棄物の埋設処理場と、放射能だらけです。
そういえば最近、フランスにある同様の施設で爆発事故がありましたが、ここは
大丈夫なんでしょうか?ここもフランスの技術導入ですけど・・・

六ヶ所再処理工場02敷地の境界ラインには↑ のようなフェンスがあり、広大な工場の敷地をグルっと
囲んでいます。
フェンスと言っても普通の金網なんかじゃなく、電柱を無数に並べたような強固な
もので、しかも先端のワイヤーには高圧電流が!まるで要塞です。

放射性廃棄物低レベル放射性廃棄物のドラム缶
写真のはもちろん偽もん、六ヶ所のPRセンターに展示してたレプリカです。
こいつが、巨大な穴に並べられコンクリートで固めて埋設管理されてるそうです。
因みに、高レベル廃棄物は人間なら傍に数十秒居るだけで致死量の放射線を
浴びてしまう兇悪汚物で、一時貯蔵施設にて厳重に冷却保管してるらしい。
安全になるまでに10万年かかるらしく、その最終処分地は今も決まってません。

六ヶ所再処理工場 放射線傍で線量を測定。0.11μSV/h前後と高い値は出ませんでした。
※私の線量計(TERRA-P)は清浄な場所でも0.08~0.12くらいを表示します。
敷地周辺の土壌や道路側溝も調べてみましたが、変化は無し。
大量の使用済核燃料を処理しているため、原子力発電所が一年間に放出する
放射能をたった1日で出すそうですが―・・・本当に問題ないのだろうか?
とりあえず目立った放射能汚染は施設の周囲でも無いようなので一安心。
この後、気分転換に三沢市の航空科学館に行きました。

■再処理施設が抱える問題について↓ (04年 放送の「今日の出来事」)

現在、工場は既にウラン試験を終え、アクティブ試験へと進みました。
壮大な過ちだと思います・・・なんと愚かな

・この再処理施設が年間に放出する放射能→年間の推定放出量

日本原燃→・再処理工場からの放射性物質の放出状況(月単位)

・青森県原子力安全対策行政 環境放射線モニタリング リアルタイム
 

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