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土曜日, 1月 05, 2013

そういや有機EL照明ってどうなった

PCに入ってる写真を整理していたら、懐かしい写真が出て来ました。
ライティング・フェア2009に行った時の写真です。ライティング・フェアというのは
東京ビッグサイトにて開催される日本最大級の照明器具の展示会です。
この時は最新のLED照明と有機EL照明に興味があって見物に。

んで、写真を見ていてふと思う、そういや有機ELってどうなったん?・・・と
この時は有機EL照明を見て、近い将来こういう照明器具が普及するのかって
ワクワクしてましたが、未だに見る影もない。
  
会場は当り前えですけど、スーツ姿のビジネスマン達ばかりで、私服姿の私は
場違いって感じで、ちょっと恥ずかしかった~ (・・*)ゞ
この時はまだLED電球は発売前で、シャープやアイリスオーヤマなどのメーカー
もLED参入前だったと思いますが、既に各社のブースはLED照明だらけ
  
現在はLED電球は量販店で普通に安売りしてるし、コンビ二などの照明もLED化が
進んでるし、LEDシーリングライトなんてのも家電屋で売ってますよね。
省エネ意識の高まりもあってLED照明はとても普及したと思います。
   
そしてこれが有機EL照明です。薄板が面発光するので近未来的。
省エネ性、演色性に優れ、点光源のLEDには不可能な形状が可能との事でした。
当時のお値段は確か、掌サイズのパネル一枚ウン十万円 w(゚o゚)w
数年後には量産して一枚1万円くらいになるとか言ってた気が・・・
あとは、中国の高級ホテルなどからの問い合わせが凄く多て、販売はしていない
と断ってるとか話していたと記憶してます。
  
シースルー有機ELパネルなんてのもありました。光ると向こうが見えなくなりますw
とにかく薄いので有機EL照明は、どれも薄さを活かしたデザイン。
  
そして2009年のライティング・フェアから約4年が経った今
普及を遂げたLEDとは反対に、有機EL照明はあの頃から余り状況が進展してない
ような。テレビではソニーは有機ELから撤退したし・・・
変わったといえば、更に薄くなってフレキシブルに曲げられるパネルが出来たのと
寿命が1万時間(光束維持率70%)に延びたくらいでしょうか?
あとは、実際に販売が始まる有機EL照明が ↓(Lumiotec
http://www.lumiotec.com/pdf/110727_LumiotecNewsRelease%20JPN.pdf
3.5万~5.5万・・・うん、価格は相変わらず高なぁ
しかし、もっとこう照明器具らしい照明を作れないの?と思うんですが
まぁ、部屋全体を照らせるだけの有機EL照明だとパネルが何枚も必要になって
値段が高額になり過ぎちゃうのかな。
薄くてカッコ良いデザインが出来るだけじゃ金持ち道楽者しか買わないだろうから
とにかく有機ELはコストが安くならん事には一般家庭に普及は難しそう・・・
さいごに
白色LEDも、白色有機ELも世界で初めて開発に成功したのは日本の技術者です。
その技術力と今後の発展に期待したいと思う ^^


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